出版のご報告 2
いさわゆうこの新刊が出ました!
『デカフェにする?』というタイトルの、カフェインとデカフェがよくわかる本です。
本書を書く動機となったのは、私自身、胸の動悸がドキドキドキドキと激しくなり止まなくなったことでした。大袈裟ではなく寝ても覚めても全然止まない動悸に、私は困り果てていたのです。
動悸を止めるためにいろいろ試しましたが全く効果はありません。そこで、もしやと思ってコーヒーを飲むのをやめ、カフェイン断ちをしたところ、あれほど止まなかった動悸が嘘のようにぴたっと止んだのです。半世紀も飲み続けていたコーヒーですが、あんなにひどい動機はもうごめんなので、これを機にやめました。
調べると、カフェインには、眠気を抑える、頭がスッキリする、活動のパフォーマンスが上がるなど捨てがたい魅力がある反面、摂り過ぎたり体質に合わないと、思っている以上に体に負担をかけ、ひどい場合は中毒症状も起こる成分だということがわかりました。
カフェインがダメでもコーヒーはやめられない…そうなった時に浮上してきたのがデカフェです。
デカフェ事業者の人たちお会いし、いろいろ教えていただくうちに、最近デカフェが美味しく進化していると実感するようになりました。また、欧米の国々では妊婦さんや特にカフェインが苦手な人でなくても時間帯や体調によって、普通のコーヒーとデカフェコーヒーを飲み分けしていることも知りました。
デカフェがとても美味しくなってきているので、私自身、デカフェのイメージが大きく変わりましたし、「こんなに美味しいならデカフェでいいじゃない」と思えました。
カフェインを摂りたくない人はもちろん、コーヒーが大好きでたくさん飲む方にも、ぜひ、デカフェコーヒーを生活に取り入れていただければと思ってこの本を書きました。この本を読んでくれた方が、「一度デカフェを試してみようかな」という気持ちになってくれたら嬉しいです。