「電子書籍でセルフ出版」は副業に向いているか?
その答えはズバリ、絶対向いている!…です。
これほど副業に向いている仕事は他にない、といっても過言ではありません。
無名の著者が本を出したところで、なかなか売れないという現実はあります。でも一方で、出版したあと放置するのではなく、地道に宣伝し続けることで、だんだん売れてくる、というパターンもあります。
そのことも含め、「電子書籍でセルフ出版」が副業に向いている理由は5つ。
- 費用がほとんどかからない
- あてる時間を調節しやすい
- 題材は自由
- 在庫を持つ必要がない
- 即収入ならなくても、本業があれば困らない
1.始めるのに費用がほとんどかからない
副業に、いきなり大きな金額を投資するのはリスクがありますが、電子書籍のセルフ出版なら、少ない費用でできるので、リスクは限りなく小さくてすみます。
原稿を書いて、電子書籍版用のファイルを作り、KDPなど、電子書籍販売をしているスタンドに登録してデータをアップするということを全部自分で行えば、出費は0円です。
2.副業にあてる時間を調節しやすい
あなたが作るあなたの本です。やり方はあなたしだい。短期間に集中して書くもよし、毎日少しずつ書くもよし、自由に進められます。
3.題材は自由。今までの経験や知識を活かすことも
「題材が自由ってあたりまえでは?」と思われるかもしれませんね。これは、商業出版と比べての話。
商業出版では、販売数を伸ばすために、出版社や編集者の意向が反映されるケースが珍しくありません。時には、当初思っていたものとは全く違う本になることもあります。
その点、電子出版のセルフ出版は完全にあなたの本。題材だけでなく、ボリュームも形式も自由です。8ページくらいの極端に少ないページ数の本もありますし、文字ベースでなくても、写真や漫画、取説のようなものなど、何でもOKです。
…とはいえ、何のために出版する本なのかをよく考えて決めてください。
書籍販売だけでの収益をあげたいのか、別の事業の宣伝や集客のためなのか、あるいは、全くの趣味的なもので収益は二の次なのか…内容はそれによって、おのずと決まってきます。
4.在庫を持つ必要がない
電子書籍はデータなので、言うまでもなく在庫を持つ必要はありませんし、どんなに売れても、在庫が無くなったり、再度印刷したりする必要はありません。
POD(プリントオンデマンド)の仕組みを使うと、紙の本にしても、必要な冊数だけその都度印刷できるので、便利です。
5.即収入ならなくても、本業があるので困らない
電子書籍は、スピーディーにはなかなか売れません。
出版社が広告やプロモーションにお金をかける商業出版と違い、電子書籍のセルフ出版の成功例は、著者の地道な宣伝活動によって長い時間をかけて徐々に売れてくる、というパターンが多いのです。
すぐに売上が必要な人には向きませんが、本業で生活が成り立っているなら安心して、あなたの書籍を、じっくり育てていくことができます。
やはり「電子書籍でセルフ出版」は、副業におすすめ!
副業を解禁にする企業はますます増えていますね。
中小企業だけでなく、大企業でさえ、かつてのように社員の一生を引き受ける終身雇用が無理になって、「解禁するから自分で稼ぐ方法も考えてね」ということです。
既にあたためている(あるいは既に進めている)事業がある人はいいですよ。
「やったー!前からやりたかったアレをやろう!!」と邁進するでしょう。でも、「そうは言われても、何をやったらいいのか…」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そんな人こそ、電子書籍でセルフ出版することを、ぜひ、考えてみてください。